事務所の電気を再エネに切り替えようか検討した

— FPが明細3ヶ月分を渡してわかったこと

「再生可能エネルギーって、高いんじゃないの?」

正直、ずっとそう思っていました。

ファイナンシャルプランナーとして固定費の見直しは口癖のように言っているのに、
自分の事務所の電気代については「開業以来ずっとこのまま」だったんです。


きっかけは知人からの一言

知人が再生可能エネルギーの電力供給事業をやっていて、先日打合せをしてきました。

「明細を3ヶ月分渡してくれれば、試算できます」

言われた通りに、手元にあった3ヶ月分の明細をそのまま渡してみたところ——

電気料金、約10%ダウンの見込みが出ました。

正直、驚きました。
「再エネ=割高」というイメージがあったので。


でも、まだ切り替えていません

試算結果が良くても、すぐに動くつもりはありません。

FPとして、契約前に確認したいことがいくつかあります。

① 契約期間と途中解約の条件は?
数年縛りの契約があった場合、仮に事務所を移転したり、別の事業者に変えたくなった時にどうなるか。
縛りの期間・解約金の有無は必ず確認します。

② 料金が変動するリスクはあるか?
「今は10%安い」であっても、燃料費調整額や市場価格の影響で変動する可能性があります。
固定単価なのか、変動要素があるのか——これを把握せずに「安くなる」と判断するのは早計です。

③ 停電時の対応はどうなるか?
再エネ事業者に切り替えた場合でも、電線は同じ地域の送配電網を使います。
ただし、停電時のサポート窓口やBCP(事業継続計画)上の対応方針は事業者によって異なります。

この3点を詳細ヒアリングしてから、判断する予定です。


固定費見直しの「心理的ハードル」について

今回、自分で体験してあらためて気づいたことがあります。

固定費の見直しって、心理的ハードルが高い。

「今さら調べるのが面倒」
「今のままで特に困っていない」
「切り替えトラブルが怖い」

でも実際には、最初の一歩は「明細を3ヶ月分渡すだけ」でした。

試算を出してもらう段階ではお金は一切かかりません。
「確認してみてから判断する」というのは、ファイナンシャルプランとして正しい順序です。


「コスト削減 × 環境貢献」を同時に検討できる時代

再エネへの切り替えは、単なるコスト削減にとどまりません。

脱炭素・ESGへの関心が高まる中、小規模な事業者であっても「使うエネルギーを選ぶ」という選択肢を持てる時代になっています。

もちろん、価格条件が合わなければ見送ればいい話です。
「検討してみる価値があるかどうか」だけでも確認してみることで、見えてくるものがあります。


まとめ:この猛暑に電気代が気になっているなら

この猛暑でエアコンをフル稼働させている方も多いと思います。
電気代が上がっている実感がある方こそ、一度「選択肢」を確認してみてください。

  • まず手元の電気代明細を引っ張り出す
  • 複数の事業者に試算を依頼してみる
  • 契約条件を確認してから判断する

FPとして言えるのは、「安くなりそうだから即決」でも「面倒だから先送り」でもなく、
「情報を集めてから、自分で判断する」 が正解だということです。

私自身の結論は、ヒアリングが終わったらまた報告します。


📘 FPぐっさん/CoMIRAIZ
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